塾 長

「詩」

 

上記の本に出会い、犯罪を犯した若者たちへの考えが変わりました。

そして、今まであまり触れてこなかった「詩」の世界を通して、生徒の思いが共有できないものかとチャレンジしてみました。

「詩」には、決まりごとがないので、それが書きやすかったり、人によっては自由さがあり過ぎて、戸惑うこともあるようです。

 

フリースクールのことですが、自由に詩を書いてもらったところ、普段文章をあまり書かない生徒が、こんな詩を書いてくれました。

(題)バイク

僕はバイクに乗りたい。

 

これだけです。

「Aくん、これ読んでもいい?」

と聞くと、

「いいですよ」と。

読み上げると、みんなゲラゲラ笑いました。

もしかしたら、Aくんは普段ふざけた物言いが多いので、そんな気持ちで書いたのかもしれません。でも私が、

「Aくん、勇気を持って書いてくれてありがとう。どうだい、みんなそれに感じて、間違いなく心が動いて笑ったんだよ」

というと、どこか満足そうな顔をしていました。

 

人は自分が人の役に立ったり、周りに影響力を及ぼしたりすることで、自己肯定感が強くなってくると思います。また、何気なく出した言葉も、その人にとっては結構意味があったりして、そのことを周りが掘り起こしていくのも面白いです。

 

「あふれでたのは やさしさだった」

是非読んでみてください。

 

 

 

-塾 長