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4月に思うこと

4月1日付の朝日新聞の天声人語は、4月についての文章でした。

『魔女の宅急便』の作者の角野栄子さんが、国際アンデルセン賞の作家賞を受賞したことが書かれていました。そこから、キキの出発の話へ。

『魔女の宅急便』について、「制作に関わった鈴木敏夫さんは作品を読んだ時、読者はむしろ若い読者ではないかと感じた。『田舎から都会に出てきて働く女性たちのことを描いた本』だと思ったと取材で述べている。

 忙しそうに歩く人を見て、理由もなくおびえる。町の何もかもが知らんぷりした顔で動いているように見え、なじめない。『こんなことじゃいけない。何かあたしにできるものを見つけなくちゃ』。キキの焦りは、痛々しくもまぶしくもある

 就職や進学で新天地に赴く。必要なのは、小さな魔法の力かもしれない。怖がらずに話しかけられる魔法。寂しいときにもめげない魔法。ひとりの時間を大切にできる魔法……。新生活の助けになってくれれば

 読んでいてキキの両親に目が行くのは我が年齢のせいか。厳しく励ます母親、『うまくいかなかったら帰ってきてもいいんだよ』という父親。日本のあちこちにキキとその親たちがいる。4月がまた巡ってきた。」(2018.4.1天声人語)

 

今年もナカジュクから旅立つ先生や生徒たちがいます。僕もキキの両親のような気持ちです。不安とわくわくが交錯していることと思います。新たな出会いと新天地での活躍を祈ります。

秋山大治郎

 

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