教育コーチングってそもそも何ですか

 子どもの能力や意欲を引き出し、自立を支援するコミュニケーションスキルのことです。スポーツの世界から始まったコーチングが、70年代、アメリカでビジネスに応用されました。今、教育界の注目を集める、新しい教育メソッドであり、同時に教育の原点であるとも言えます。

うちの子には引き出すものがないと思うのですが

 「引き出すものがないように見える」子どもこそ、コーチングを受けることで大きく変化する可能性があります。コーチングを必要としている、と言ってもいいでしょう。
 周りから見ていて、能力や意欲がないように見えるんですね。なぜか。お子さんが本来もっている能力ややる気を「邪魔するもの」があるから、と見てみましょう。沢山の「邪魔するもの」を抱えている状態では、能力や意欲が発揮できないのは当然のこと。何がお子さんの邪魔をしているか、探求してみましょう。生まれてきたときから、生きる意欲のない子どもはいないのですから…。

認定校って何ですか

 「教育コーチング認定校」は、成績向上、志望校合格だけでなく、それらの指導を通して「生きる力」を育む真の教育機関の証として、内閣府認可(社)日本青少年育成協会が認定した教場を指します。
 青少年の自立を支援する「真の教育力」を有し、たゆまざる努力を続けていると認められたこれらの校・教室には、認定証・認定プレートが掲げられています。
 ナカジュクは全8教場が認定校として認められています。

聞きっぱなしでは言いなりになってしまうだけだと思うのですが

 聴く(聞く)ことは、「相手の考えや感情を大切に受け取ること」です。
 キャッチボールをイメージしてみましょう。コーチは、お子さんの思考や感情のボールを受け取るキャッチャーです。まずしっかりキャッチして、「受け取ったよ」と言ってあげる。これが傾聴の第一歩です。ただ「受け取る」だけです。「言いなりになる」必要はありません。「その通りだね」ではなく、「そうなんだね」という感じで。

ナカジュクさんではどんなコーチング実践をされているのですか

 コミュニケーション全てにコーチングの要素を入れています。
 承認すること、傾聴すること・・、ナカジュクの先生はお子様の「自立」に向けて関わっていきます。一つだけ実践例をあげます。例えばテスト前。ナカジュクの生徒は全員、オリジナルのコーチングシートを使って目標点、それにむけてどんな行動をとるのかを明確にします。コーチングシートになっていますから、「目標はこれだ」とナカジュクから提示するのではなく、あくまでも自分で決めてもらいます。自分できめた目標と行動なので、その後の取り組みが全然違います。

コーチングって成績があがるんですか

 ナカジュクではコーチングを使って、生徒面談を行っています。成績を上げるのは、最後はそのお子様の頑張りになります。コーチングはそのお子様のやる気を引き出したり、目標・将来の夢を決めるための我々のアプローチの一つです。

 以前、ナカジュクに在籍していたある生徒と面談したところ、「テキストを5回繰り返す」と自分で決め、それを確実に実行しました。その後の定期テストで100点になりました。また、会場テストの模試でも偏差値65以上を必ずとってくるようになりました。この子は「繰り返す」という自分で勉強を確立し、このような成績をとりました。

 これはあくまで一例ですが、ナカジュクではこういった例が結構います。つまり、人から与えられえた勉強ではなくて自分から確立した方法を生み出すので、成績の上がり方が高く、そして持続するのが特徴です。
 高校生になってもナカジュクで身につけた勉強方法でやってトップを取っている子も多くいます。この要因がコーチングだけかどうかはわかりません。しかし、ナカジュクが教育コーチングを導入してから、「勉強が嫌いだった子が自分から自習をし始めた」「言われた通りにしか勉強しなかった子が、将来の」という例が後を絶ちません。コーチングは、与えられて慣れている子どもが自分から自発的に行動することを支援します。やらされている勉強で出す成果と自分が決めてやる勉強の成果には大きな違いがあるとしても不思議ではありませんね。

お勧めの本はありますか

 お勧めはこちらです。

「子どもを伸ばす5つの法則」PHP研究所 小山英樹著
「子どもの心に届く言葉、届かない言葉」(株)学習研究社 小山英樹著
「パパ・ママコーチ」教育コーチング専門季刊誌

カウンセリングと結局同じですか

 コーチングとカウンセリングはともに傾聴をベースとするなど、共通点が多々あります。明確な違いは、カウンセリングは<過去・問題解決>を扱い、コーチングは<未来・ありたい姿>を扱います。
 一般的にカウンセリングは、問題や障害を抱えている状態のクライアントに対して、その問題解決へのプロセスに関わり(マイナスの状態から0の状態へ)、コーチングは、通常の状態のクライアントに対して、目的・目標達成へのプロセスに関わります(0の状態あるいはプラスの状態からさらなるプラスの状態へ)。

何年生(何歳)から効果が出るんですか

 対象年齢は特にありません。
 身近にコーチと言える存在がいて育った子どもは、自然に自分がコーチすることを覚えます。人をやる気にさせる、人の気持ちがわかる、チームを引っ張っていく、まとめていく、というようなコミュニケーションの高い子どもが育つでしょう。その意味で、早い段階からコーチを受けられるのは素晴らしいことだと思います。また、お父さん、お母さんがコーチとしてご自身をトレーニングされるのは早い方がいいと思います。

うちは強制的に指導してほしいのですが

 やらせた方がよっぽど早いってこと、よくありますよね。
 特に短期目標を達成する場合などはその傾向が強いと言えます。ただ、子どもたちは、本質的に「かしこくなりたい」「もっと知りたい」「もっと上手くなりたい」生き物です。その意欲に火をつけることがナカジュクの使命だと思っています。
 「やらせる」人がいるということは、「やらされる」子どもたちがいるということです。「やらされる」ことは「負け」ですので、子どもたちは「やらされまい」と抵抗します。抵抗にもエネルギーが必要で成長のためのエネルギーを反抗することに使ってしまっているんですね。また「言われたからやる」という依存や、失敗した時に「自分が好きでやったのではない」と他人のせいにするという形で表れたりもします。これはあまりにも残念です。
 私たちナカジュクスタッフ一同は、子どもたちが自ら考え、自立できる能力を養い、本人にとって最適な職業に就くことを目指していきます。

うちの子、家で勉強しないのですが、どうしたらいいですか?

 家では勉強しないで塾で勉強する子たちはたくさんいます。ナカジュクは、ここでなら勉強したくなる、そんな空間を提供する塾です!

家ではゲームばかりしています。

 まずは解釈を入れずに、事実だけを観察しましょう。
 ひょっとしたらお子様は「今やめようと思っていた」かもしれません。そのときにお母さんの判断からくる言葉、例えば、「ゲームばっかりして…、そんな時間あったら勉強やんなさい!」と声をかけてしまったら…、そのあとは想像つきますよね。
 判断が頭に過ぎったらそっと脇に置きましょう。目の前にある事実だけ観察し、「興味」から質問してみたらどうでしょうか?「そのゲームはどのくらいまでやる予定?」-「この面がクリアするまで。そうだなあ、あと1時間くらい」-「そう。この面までね。」とりあえずここまで。お子さんを信じ、待ちましょう。それでも終わらない場合は…、ナカジュクまで相談に来てください!

学校の宿題も、塾の宿題もやりません。

 それは困りましたね。何かお子様に、宿題をやる行動にブレーキがかかっています。そのブレーキを一緒に探しましょう。『やれない原因は何かな?』『ブレーキは何?』ママコーチの発揮時です。

うちの子、待っていても全然勉強しません。

 そうですか。それは、ヤキモキされることでしょうね。だからと言って、「早くしなさい!」と急きたてても身が入らない状態で…。なんて御苦労されているのかもしれません。どんな子どもでも、「勉強ができるようになりたい」という願望を持っています。自分からえんぴつを持つ勉強こそが、ナカジュクが提供している教育です。「勉強はおもしろい」「できなかったことができるようになるとうれしい」「自分はできる」という感覚をつかめば、自然と自分から机に向かい始めます。

叱らないで、子どもが育つんですか?

 叱ることは親にとって大切な仕事ですね。どんどん叱ってください。問題は、叱りの効果です。子どもは「お母さんやお父さんは僕(私)を認めてくれている」と心から感じている時、叱りから学びを得ます。逆に防御・攻撃(反撃)の姿勢に入っている時は、叱りは攻撃そのものでありそこから学びはありません。
 学びがあるとすれば、「攻撃をかわすには、黙っていたほうがいい」「反撃をする時は、大きな声を出すと良い」ということくらいです。叱ることとコーチングをすることは大いに両立可能です。大いにコーチングして大いに叱りましょう!

先生。うちの子には厳しく指導してください。

 はい。わかりました!お母さんのお墨付きをいただいて安心して厳しく指導します!
 コーチングは優しいコミュニケーションと受け取られがちですが、じつはとっても厳しい一面もあるんです。ナカジュクの「目標点シート」を例にとりましょう。定期テスト前に目標点を生徒自らが設定します。自分で設定した目標にもちろん、楽勝な点数を書くのではなくて、自分が取りたい点数を書くように、講師が一人一人丁寧にコーチしていきます。そして、自分で設定した点数なわけですから、結果に対して言い訳が通りません。悪い結果もいい結果もだれのせいでもなく、自分自身がつくりだしたもの。お尻を叩かれてなんとか目標点を取ることも価値がありますが、怠けた自分や、点数が及ばなかった自分、自分が作った結果を直視する、そんなプロセスを大切にしています。「自立」へのトレーニングです。

(中3)うちの子、将来、夢とかやりたいこととか決まってなく、高校も決まらないんですが、どうしたらいいでしょうか?

 お子さんの将来に興味を持ってみましょう。「何がしたいの?」「どんな30歳になってると思う?」「どこに住みたいの?」「何があれば最高の人生かな」など、色んな質問が浮かんでくるはず。高校を決めなければというところから質問をすると少し、行き詰まりがあるのかもしれませんね。

先生。いけないとわかっていても、つい手が出ちゃいます。どうしたらいいでしょう?

 「いけないとわかっていても、つい…」どんな人にでもひとつやふたつはあるものです。これまでのお子さんに手を上げてきた自分のことを責めないであげてくださいね。お子さんに対する愛情が人一倍強く、責任感が強い方なんです。そして、自分を責めて人を責めます。このサイクルを断ち切るためには、我慢することではなく、先ず自分を充足させてあげること。お母さん自身がハッピーでいられる時間を作ることをお勧めいたします。自分が満たされていると人を満たしてあげたくなるものです。

忙しくて、なかなか子どもの話を聞く時間がありません。どうしたらいいですか?

 おススメは、1分間コーチングです。送り迎えの車の中で、お風呂の中で、寝る前のちょっとした時間に。
子:「あ~あ、疲れた!」
親:「疲れたんだね、そうかそうか。」
子:「宿題多すぎ!」
親:「宿題多いか~。大変だねー。」 これだけで立派に聴いてもらっているというメッセージが伝わります。

そもそも勉強の仕方が分かっていないみたいなんです。

 ご安心ください。ナカジュクではお子様の「自立」をサポートします。つまり、ナカジュクを卒塾した後も、自分の力で勉強ができる能力をつけてもらうようにします。必然的に勉強のやり方や勉強に対する姿勢も身についてきます。

学校の出来事をあまり話してくれないのが悩みです。

 話を聞いて、一緒に泣いたり笑ったり喜んだりしたいのに、話してくれないのは残念ですね。話さないのは「話すと危険」だからです。話をさせようとするとさらに危険が増すので、かえって抵抗が起きます。安全だとわかればほっておいても話をしだします。

うちの子勉強しているのに中々成績が上がりません。どうしたらいいでしょうか?

 がんばって勉強しているのに成績が上がらない。親としては、かわいそうだったり、焦りや不安が起きますね。お子さんのそれは、親以上ですよね。しかし、成果につながらない努力にも必ず学びがあります。努力してすぐに結果を出せることは素晴らしいことですが、そういう経験しかない子どもは結果がなかなか出ない時に踏ん張りがきかないとも言えます。すぐにできないことを今経験しているのは、お子さんの粘り強さを伸ばすチャンスであると言えますし、それが達成出来た時の喜びは大きなものとなるはずです。お子さんのやる気の源であるお父さん、お母さんに是非このつらいところを伴走してほしいと願います。

子どもが私の言うことを聞いてくれなくて悩んでいます。

 お困りのことですね。多くの方が同様のお悩みを持っていらっしゃるのではないかと思います。
 言うことを聞かない子どもはそれだけ自立心が強いとも言えますし、逆に、言うことを無条件に全て聞くということは自分で決めない、自分で責任を取らない、「自立」の対極・「依存」の状態ともいえます。「言うことを聞かないことが問題」という捉え方を、「(具体的な)○○が問題」と捉えなおしてみることをお勧めします。従わせることが目的ではないはずですからね。お母さんの避けたい状況はなんでしょうか。

私は塾に通わせたいのですが、子どもが嫌がっています。どうしたらいいでしょうか?

 まずはお母さんだけでいいのでナカジュクに一度お越しください。ナカジュクのご説明も含めてお子様へのアドバイスもさせて頂きます。お子様が嫌がっている原因もそのときにお話ください。

コーチングで勉強のやる気を出してください(質問というより、要望ですが)

 はい。ナカジュクでは、勉強を教えることはもちろんですが、お子さんのやる気を引き出すことがベースです。安心してお任せください!

子供に何を言っても無駄。聴いてくれない。完全にあきらめている。

 危険を察知すると人は誰でも防御または攻撃の態勢に入ります。お子さんは防御の姿勢?何から身を守っているのでしょうか?

夜更かしばかりで困る。どうすればよいか。

 事実を明確にすることをお勧めします。結構親御さんの解釈や概念で夜更かしばかりして…と決めてしまっているケースもあります。まずは何時に寝て何時に起きたか、何が原因なのか、事実を明確にしましょう。そして、その原因が例えばTVをみている、などはっきりしている場合は、何があればなくせるか、一緒に考えていくのも手かと思います。

子供の落ち着きのなさが不満。どうすればよいか。

 落ち着きがある状態とは、どんな状態でしょうか。
 よく考えている状態、行動を待っている状態、一つのことに集中している状態、ゆっくりと構えている状態、などでしょうか。何があったら、と考えてみることはひとつの方法です。「○○がない」という状態を「○○がある/○○な状態」はOKと捉えてみるとお子さんにかける言葉が変わってくるかもしれませんね。「落ち着きのない子ね」という言葉は、「(落ち着きのない)ダメな子、出来ない子、愛されない子」というメッセージになって子どもに伝わります。「よく考えてみよう」「2分待って間違いがないこと思ったらやってみよう」「まず一つのことを仕上げてしまおう」という言葉は、「あなたはOKだよ、行動に変化を作ろう」というメッセージになってが伝わります。

受験生なのに自覚が足りない。親としては物足りない。どうすればよいか。

 受験生なのに自覚なし、困りましたね…。
 さて、自覚がある状態というのはどういう状態でしょうか。言われなくても自分から机に向かう、自分で起きる、自分で志望校の出題傾向を調べている、模試の結果を真摯に受け止める、などでしょうか。挙げてみると、どれも一日で簡単に変わるものではなさそうです。「親に言われたから受験する」という被害者の立場から、(○○のために)自分が受験するというスタンスができれば、自然と受験生らしくなります。ポイントは何のための受験か、○○のための受験ということをお子さんが発見できるかどうかだと思います。ここでも傾聴の力は発揮できそうです。

提出物を出さなかったり、授業中の態度が悪くて困っている。どうすればよいか。

 学校での様子でしょうか。それは心配でしょうね…。まずは「心配している」という気持ちを伝えましょう。ポイントは1対1の空間を作り、真剣に、お子様を信じて伝えることです。ナカジュクのHPにある「PMCB」の動画をぜひご覧ください。伝え方の実践例が出てきます。参考にされるのをお勧めします。また、ナカジュクの先生に、どんな小さなことでもいいので、気がかりがあればすぐに相談してください。『おせっかい焼き』の多いナカジュクの先生、必ずサポートをしてくれます。

子供がなんでも親まかせにする。どうすればよいか。

 自分で決める、自分で選ぶ、自分で動く、自分で尋ねる、そんな習慣づけがあるといいですね。一例をあげると次のような会話です。
子:「どうすればいい?」
親:「あなたはどうしたいの?」
子:「どこにあるの?」
親:「自分でしまわなかった結果だね。○○にあるよ。次からどうすれば探さないですむ?」
子:「なんで起こしてくれなかったの」
親:「何時に起きたいの?そのためにあなたができることは何?」

コーチングで子どもの話を聴くように教わり、それを実践しているが、一向に子どもの変化がない。なぜか。

 お母さんが行動に変化を起こしたのに、お子さんに変化が見られない。がっかりしたり、あきらめの気持ちが湧いてきたりしますね。よくわかります。そうなんです、そもそも子どもは親を持ってしても「変える」ことはできないんです。変わったとしたら、お子さんが「自分で変わった」ということです。お子さんが自分で変わるまでにはお母さんは辛抱がいるかもしれません。変化にもそれぞれのペースやタイミングがありますからね。親は子どもを変えることはできませんが、親の愛情や信頼がお子さんの成長の栄養源であることは間違いありません。傾聴の姿勢、素晴らしい実践です。是非そのまま継続していただきたいと思います。

 また、コーチングを勉強していくと、お子さんの話をより深く聴けたり、お子さんの変化にもっと敏感になります。是非、ナカジュクスタッフに問い合わせていただき、トレーニングの機会についてお尋ねください。今まで気付かなかった成長が見えてきますよ。

コーチングをしたら、子どもがどうなるんですか。

 安心感を得て、自信が出てくるようになります。自分から勉強する、楽しんで勉強する、今までやらなかったことにチャレンジするようになる、自分で目標を設定できるようになる、自分で問題解決の方法を模索し始める、人の話が聴けるようになる、などなど。大人に近づいていくという表現ができるかもしれません。

子どもが自分の将来をあきらめている(こんなもんだと思っている)。どうすればよいか。

 悲しい事ですね。そばで「大丈夫だよ」「きっとできるよ」と見守り信じてあげることはまず、とても力になることだと思います。

 

ページの先頭へ