2020.8.3

これからの社会に必要な力は?

この3か月間(4~6月)の行動をみていると、明らかに「主体性」のある生徒とそうではない生徒に差が出ていると感じます。リモート授業でも「参加するだけの生徒」「積極的に参加する生徒」「そもそも参加しない生徒」もいます。高度成長期の中では、与えられたことや、やるべきことが一生懸命できていれば、ある程度の収入をえられましたが、今後、それらの仕事はロボットやAIに取られてしまうでしょう。

では、その「主体性」を育てるにはどうしたら良いか?ですが、これは、日ごろの何気ない会話が大切になってきます。

知り合いが本を出したので一冊ご紹介しておきます。

 

 

まっちゃんこと松岡学先生は、ある勉強会で仲良くさせていただきましたが、「嫌われる勇気」でベストセラーになったアドラー心理学をベースに、数学の教員育成をしていらっしゃいます。この本は、数学(算数)という言葉がタイトルにありますが、難しい数学用語は一切なく、教育全般に通用することなので、是非読んでみてください。

例えば、簡単(大人からみたら)な問題を間違ったとき、ついつい「なんでできないんだ」というような言葉を発しがちです。そこを、どこまでどのように考えたのか?また、「一緒にやってみようか?」と寄り添うことで、子どもの主体性は変わってきます。まさか、微分・積分の問題を間違って、同じように渇をいれる親はあまりいないと思います。大人は分かっていても子どもにとってはそれと同様の難所にいることもあります。算数は、答えが 〇か×が判断できてしまうので、その過程が軽視されることが多いですが、実は「じっくり考える行為」が大切ですので、答えが間違っていてもそのことができていたら、承認してあげてください。「よく考えていたね」って。

 

ナカジュクでは、日頃より「自立学習」を目指していますが、その前提として物事に対して「主体的に取り組めるか?」が基本姿勢として必要となります。今回のコロナによるリモート授業の評判がよかったのは、そのような日常の取り組みがあったからだと考えています。

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